日本漢字能力検定(にほんかんじのうりょくけんてい)は、財団法人日本漢字能力検定協会が実施する漢字の技能検定。一般に、漢字検定または漢検と呼ばれる。
1級
大学・一般程度 常用漢字を含めて、約6000字の漢字 (JIS第二水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。 常用漢字の音・訓を含めて、約6000字の漢字を読み、その大体が書ける。 * 熟字訓、当て字、対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解する。 * 典拠のある四字熟語を理解する。 * 国字を書く(「怺える」、「毟る」 など)。 * 地名・国名等の漢字表記(当て字の一種)を読むこと。 * 常用漢字体と旧字体との関連を知る。 * 故事成語・諺を正しく理解する。 ただし、上記の出題範囲のうち、平成19年度の時点では、「地名・国名等の漢字表記(当て字の一種)を読むこと」と「常用漢字体と旧字体との関連を知る」ことに関する問題は実際には出題されていない。一方、動植物名その他の熟字訓の読みを問う問題が出題されている。 一般的には用いない難解な漢字が多く出題される。
準1級
大学・一般程度 常用漢字を中心とし、約3000字の漢字(JIS第一水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。 常用漢字の音・訓を含めて、約3000字の漢字を読み、その大体が書ける。 * 熟字訓、当て字、対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解する。 * 典拠のある四字熟語を理解する。 * 国字を読む。 * 表外漢字を常用漢字に書き換える。 * 故事成語・諺を正しく理解する。 ただし、上記の出題範囲のうち、平成20年度の時点では、「表外漢字を常用漢字に書き換える」ことに関する問題は実際には出題されておらず、代わりに二つの文に共通する常用漢字を答える問題が出題されている。 1級同様、一般的には用いない漢字が多いため(通常、新聞・ニュースなどでは「補てん(=補塡・補填)」、「隠ぺい(=隠蔽)」、「漏えい(=漏洩)」などと表記される)、一般的な感覚での大学・一般程度よりは難しい。しかし、1級よりは使用頻度の高い漢字が多いので、一回の受検で合格することは可能である。
2級
高校卒業・大学・一般程度 小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。 人名用漢字も読めるようにする。 すべての常用漢字の読み書きに慣れる。特に高等学校で学習する音・訓を身につけ文章の中で適切に使える。 * 熟字訓、当て字を理解する。 * 対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解する。 * 典拠のある四字熟語を理解する。 * 部首の理解を深め、熟語の構成と意味を把握する。 ただし、上記の出題範囲のうち、人名用漢字の読みの出題は皆無といってよい。 準2級 高校在学程度 小学校・中学校で学習する常用漢字の大体を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。 常用漢字の大体が読める。特に中学校で学習する音 ・訓を身につける。 学年別漢字配当表の漢字およびその他の常用漢字300字程度を身につけ、文章の中で適切に使える。 * 熟字訓、当て字を理解する。 * 対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解する。 * 典拠のある四字熟語を理解する。 * 部首の理解を深め、正しく識別する。
3級
中学校卒業程度 小学校学年別漢字配当表のすべての漢字と、その他の常用漢字600字程度を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。 約1600字の漢字が読める。 学年別漢字配当表の漢字を身につけ、文章の中で適切に使える。 * 音読みと訓読みを正しく理解する。 * 熟字訓、当て字を理解する。 * 対義語、類義語、同音・同訓異字を正しく理解する。 * 熟語の構成、四字熟語を正しく理解する。 * 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書く。 * 部首を理解し、漢和辞典の使用に慣れる。
4級
中学校在学程度 小学校学年別漢字配当表のすべての漢字と、その他の常用漢字300字程度を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。 約1300字の漢字が読める。 学年別漢字配当表の漢字のうち900字程度の漢字を書き、文章の中で適切に使えるようにする。 * 音読みと訓読みを正しく理解する。 * 熟字訓、当て字を理解する。 * 対義語、類義語、同音・同訓異字を正しく理解する。 * 熟語の構成、四字熟語を理解する。 * 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書く。 * 部首を理解し、漢和辞典の使用に慣れる。
5級
小学6年生修了程度 小学校第6学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割に対する知識を深め、漢字を文章の中で適切に使えるようにする。 配当漢字が読める。 配当漢字の大体が書ける。 * 音読みと訓読みを正しく理解する。 * 対義語、類義語、同音・同訓異字、四字熟語を正しく理解する。 * 熟語の構成を知る。 * 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書く * 筆順を正しく理解する。 * 漢字の形を理解する。
6級
小学5年生修了程度 小学校第5学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果 たしている役割を知り、正しく使えるようにする。 配当漢字が読める。 配当漢字の大体が書ける。 * 音読みと訓読みを正しく理解する。 * 対義語、類義語の大体がわかる。 * 同音・同訓異字、三字熟語を正しく理解する。 * 熟語の構成を知る。 * 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書く。 * 筆順、総画を理解する。 * 主な部首を理解する。
7級
小学4年生修了程度 小学校第4学年までの学習漢字を理解し、文章の中で正しく使えるようにする。 配当漢字が読める。 配当漢字の大体が書ける。 * 音読みと訓読みを正しく理解する。 * 対義語の大体がわかる。 * 同音異字を理解する。 * 三字熟語を理解する * 送り仮名に注意して正しく書く。 * 点画にも注意する。 * 脚(あし)、構(かまえ)、繞(にょう)等の部首を理解する。
8級
小学3年生修了程度 小学校第3学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるようにする。 小学校第3学年までの学習漢字を読み、またその大体を書くことができる。 * 音読みと訓読みを理解する。 * 対義語の大体がわかる。 * 送り仮名に注意して書く。 * 筆順、総画を正しく理解する。 * 偏(へん)、旁(つくり)、冠(かんむり)等を理解する。
9級
小学2年生修了程度 小学校第2学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるようにする。 小学校第2学年の学習漢字を読み、またその大体を書くことができる。 * 点画の長短、接し方や交わり方、筆順および総画を理解する。
10級
小学1年生修了程度 小学校第1学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるようにする。 小学校第1学漢字を読み、またその大体を書くことができる。 * 点画の長短、接し方や交わり方、筆順および総画を理解する。
ウィキペディアより引用
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